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アマオケ奮戦記ー共演の少年合唱団に感激!(彼らはプロなのか?) [クラシック音楽(オーケストラ)]

今からもう30年以上も前になりますが、所属していたオーケストラがある団体から依頼され「ショスタコービッチの森の歌」を演奏したいので伴奏をして頂きたい、というお話がありました。
当時からしてみればそれほど技量的にもおぼつかないレベルだったのですが、当時の委員長が受けてしまい、苦渋の練習が始まることになってしまいました。
混声合唱もオーケストラも純粋のアマチュアで、練習しててもお聞かせする状況になかなかならず本当に苦労しました。
そしてゲネプロで初めて少年合唱団がやってきました。この曲では第4曲「ピオネールは木を植える」でその歌声を初めて聞きましたが、あまりの声の素晴らしさに一同腰を抜かさんばかりの様相を呈してました。東京都にある比較的著名な合唱団でしたが、混声合唱団、オーケストラとは全く違う完成度を持っていました。田舎の道をトラクターや小型トラックが走っているところにいきなり外車のスポーツカーが乗り込んできたみたいです。もちろん本番も彼らの歌声は光っていました。
Rouonmorinouta1.jpg
この写真では分かりにくいかもしれませんが、中央の列で一筋鮮やかなブルーのユニフォームを着ているのがその少年合唱団です。
本番終了後、打ち上げ的な飲み会で同じオケのメンバーと話していましたが「彼らはプロ?」「プロ的だけど、本業は学業だろ?」「でもアマチュアとは言えないね」「テレビの子役も学校に行っているから、やはりプロだろう?」「ギャラもらってるのかなあ?」「、、、」
全くレベルの低い他愛のない会話でしたが、その場では大人のカテゴリーとは違う「プロ」という事で落ち着いたようでした。
そこに出演していた少年合唱団の方は恐らく今は40代の方が殆どと思います。はたして覚えていらっしゃっているでしょうか?
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隠れた名曲紹介-ファリャでスパニッシュ気分全開! [クラシック音楽(オーケストラ)]

スペインの作曲家と言うと、実は同じヨーロッパでもフランス、ドイツ、イタリアに比べてガクンと知名度が下がります。有名なのは「アランフェス協奏曲」を作った「ロドリーゴ」、ギターやピアノ曲で名を鳴らした「アルベニス」等が耳に残っていると思いますが、この「ファリャ」もスペインを代表する作曲家ですが、意外と音楽そのものを知っている人はそれほど多くないようです。
彼の代表作はバレエのための音楽の「三角帽子」と「恋は魔術師」であり、両方でちょうど1時間程度の曲ですがなかなか全曲通して聞くに至らないようです。
という事で、今回はその「聴きどころ」をご紹介します。
まず「恋は魔術師」では「火祭りの踊り」という曲がなかなか面白く記憶に残りやすい曲です。名前から察する通り「悪魔除け」の踊りですが、テキパキしたリズムの中に美しいメロディが流れ、最後は切れの良い刀でバッサリ切るような面白い終わり方です。
「三角帽子」では一般的に「第2組曲」と呼ばれるセレクトが非常に聞きやすいのですが、中でも「粉屋の踊り」はまさにスペイン情緒たっぷりの佳曲です。弦楽器の響きはそれこそフラメンコギターそのもので、目をつぶって聴くと眼前でフラメンコを踊っている女性の姿が見えてくるようにも思えます。最後はだんだんスピードが速くなり盛り上がってスパッと終わるところなど、本当にフラメンコを酒場で見るがごとく、オーケストラそのものがギターに思えるほど軽快な曲です。
まずはこの2曲を聴いてみると、「おっ、ファリャも面白そうだな」と思うでしょう。何もいきなり「恋は魔術師」「三角帽子」全曲に耳をそばだてて聴く必要はありません。この2曲を聴きこんで少し気分が乗ってきたところで全曲聴いてみても良いでしょう。
ファリャと親交があり、「三角帽子」の初演をしたアンセルメの指揮による1961年の演奏がいまだにとても新鮮に聞こえます。このCDは今回ご紹介の2つの作品とスペイン舞曲というまさにファリャの代表的な作品ばかりを集めたものなので、お勧めと言えます。
アンセルメファリャ.jpg

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関東鉄道ー常総線は非電化のロングラン鉄道 [ローカル線]

昨年の9月に「関東鉄道の龍ヶ崎線」をご紹介しました。
実はこの関東鉄道のメインの「常総線」には2013年に完乗したのですが、2015年の鬼怒川洪水での大規模な被害もあったので若干先延ばしにしていました。今回、初めてご紹介いたします。

スタートは常磐線取手駅になります。常磐線のホームから多少間隔があいて関東鉄道のホームは設置されています。比較的きれいな駅ビルの中にあるのでホームもすっきりしています。
関東鉄道常総線00-1.jpg
ここから同じ関東鉄道の龍ヶ崎線でも登場した同型の車両で途中駅の水海道に向け乗り込みます。
この常総線は取手-下館間の鉄道ですが、一気通貫で下館まで取手から行く列車は早朝と昼日中に1時間に1~2本ある程度で、通勤通学時間帯は途中の水海道駅止まりがほとんどです。これは水海道駅~取手間が東京圏に通勤する人が多いために取られている措置と思われ、列車も2両編成以上になっています。
しかもこの水海道まではローカルの非電化路線としては実に珍しく「複線」なのです。
関東鉄道常総線01-2.jpg
東京近郊でこんな姿はなかなかお目にかかることはできません。沿線に住む住民が増えアクセス頻度を高くした結果と思われます。
途中「守谷駅」を通過しますが、ここで「つくばエクスプレス」と交差し、この路線が出来たおかげで関東鉄道としては東京向け通勤客をかなり持っていかれた、というイメージです。
水海道駅に着いて、下館駅行きに乗り換えようとて接続列車を待っていると1両編成のディーゼルカーがトコトコと回送状態でやってきました。
関東鉄道常総線02-1.jpg
一気通貫が少ない理由がこれでわかり、この水海道から下館の間は利用客がそれまでの路線にくらべ激減するらしいので(特に通勤時間帯)、車両編成も短くして効率経営を目指していると思われます。
距離的にはこの水海道から下館までの距離が取手から水海道までの2倍程度の単線区間であり、ここからが本当の「ローカル線」としての位置付けになりますね。なので非電化路線として50Km以上あるロングランの私鉄ローカル線となります。またここからが例の鬼怒川決壊洪水の被害地域が広がっている場所となります。
終点下館の駅につくと、ここは3つの路線が集結していることがホームを見ると分かります。
関東鉄道常総線03-1.jpg
一番右のホームが今まで乗ってきた「関東鉄道常総線」そして真ん中と左端のホームは「JR水戸線」。左端のホームの奥側(写真では柵の向こう側)は以前このコーナーでも取り上げた「真岡鉄道」の起点の下館駅ホームになります。どの線も比較的ローカル色が強いので、ホームに列車がいる確率が高いのは結構「関東鉄道常総線」という事になりそうです。
洪水の時はこの常総線もしばらく冠水等で営業運転が出来なかったのですが、何とか元通りの運航に戻ってまいりました。
関東平野のかなりの距離を横断する鉄道なので、結構乗りでがあった線区でした。風景的には「筑波山」が近くにあるものの「関東平野ののどかな田園地帯」というイメージが強く全体的に平坦な路線であり、東京近郊で手頃な「ローカル線気分を1時間以上味わいたい」というニーズにはうってつけかもしれません。ただ起点も終点もJR線の駅と繋がっているので「終端駅」というイメージについてはやや希薄と思います。

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アマオケ奮戦記-緊急事態から名演への逆転ホームラン! [クラシック音楽(オーケストラ)]

普通アマチュアオーケストラでは年2回程度の演奏会を開く場合は半年近くかけて練習を重ね、そして本番を迎える事になっています。
当然その日に向けて準備万端、そして本番を迎える事になるのですが、あるときトロンボーン奏者の一人が急性の疾患により翌日の演奏会に出られなくなった、と言う緊急事態が起こりました。
急遽エキストラを調達しなくてはなりませんが、何しろ「翌日」というのははっきり言ってアマチュアのプレーヤーでは極めて難しく、その時の曲が「チャイコフスキー交響曲第4番」なので以前演奏した経験が無ければとても当日のリハーサルだけでは無理と思われました。
そこにとんでもない救いの女神が現れたのです。
当時の常任指揮者がたまたまその演奏会では指揮を振らず他の指揮者に託していたため、「今回は客席で聞くよ!」と言っていたのですが、実はその常任指揮者はプロのオーケストラの「トロンボーン奏者」だったのです!!
早速マネージャー役が連絡して事情を話し「急で誠に申し訳ありませんが、明日は客席で無くステージに乗っていただけないでしょうか?」とわらをもつかむようにお願いしたところ、「わかったよ」との快諾!
勿論常任指揮者の先生はこの曲は経験済みであり、リハーサルではとんでもないほどの迫力あるプロの演奏で団員を圧倒させてしまいました。しかも本番直前に他のトロンボーン奏者を集めパート練習までしていただき、当然本番はマレにみる名演となりました。
こんなすごいことは長年やっていてこの時しかありませんでしたが、もうその時はみんなその常任指揮者に感謝感激でした。一方で大変不謹慎ですが「出られなくなった人がトロンボーンで本当に良かった」というのが運営側としての本音であり、確かに「他の楽器だったら」と思うと今でも背筋がゾッとしてしまいます。
この写真はその演奏会のビデオキャプチャであり、画質が悪いのでよくお分かりにならないかもしれませんが、チューバの隣のバストロンボーンがその「女神」の先生です。もう20年以上前のお話でした。
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東京駅名寺社散策-東横線妙蓮寺、祐天寺 [旅行記]

東急東横線には「寺」と名の付く駅が2つあります。横浜市の「妙蓮寺」と目黒区の「祐天寺」です。
どちらもそれぞれのお寺が近隣にあることから付けられた駅名です。

まず「妙蓮寺」
日蓮宗のお寺ですが、この「妙蓮寺駅」を降りたらいきなりお寺の入り口の門が構えています。
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比較的広い駐車場があり、本堂もすぐ見えました。
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駅とお寺が本当に直結しているようでちょっとびっくりしました。
なかなか威厳がある風情で、奥行きも広そうです。斎場もあるので地域のお寺として大事に扱われているように思われました。
妙蓮寺駅の街中は線路を隔てて逆側に広がっており駅前商店街から住宅街に続いていきますが、こちらのお寺側はこのお寺がドーンと構えている構図です。なので駅からの「参道」的なイメージはなく、いきなりお寺というイメージですね。

もう一つの祐天寺ですが、ここは駅降りてから5~6分程度徒歩になります。
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駅からそれほど広くない道を歩いて駒沢通りの方向に行きますが、この狭い通りに路線バスも運航しているので、バスの運転手も大変だな、とまず思ってしまいました。
そして駒沢通りを少し歩くと祐天寺が通り沿いに出現します。
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中に入ると樹木もきれいに整えられ、一瞬にして都会の喧騒から離れられる佇まいです。本堂は門を入ると正面に座しており、そこまでの道もそれほど長くはないですが落ち着いた雰囲気です。
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本堂から駒沢通り側を見ても、それほど車の音もあまり気にならないほど静かな面持ちです。お寺の配置等もよく配慮されているように思えました。
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ここまで狭い通りを車に気を付けながら歩いてきた道のりとは想像がつかないほどの落ち着きでした。
境内の横には附属の幼稚園もあり、地元の子供たちが通っているようです。

この2つの駅名を持つお寺は「観光地」というよりも地元に根差したお寺というイメージでした。
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オケでのゴールウェイ讃-作曲家別名演:メンデルスゾーン/シューマン [クラシック音楽(オーケストラ)]

1970年代初頭にグラモフォンが「有名作曲家の交響曲全集」を相次いで発売したのは以前にもここでご紹介しましたが、今回はその中からメンデルスゾーン、シューマンというロマン派ど真ん中の作曲家の演奏をご紹介します。
まず、メンデルスゾーンですが、5曲の交響曲のうち「ゴールウェイでない」のが第4番のイタリアだけでは無いかと思われます。他の4曲は恐らくゴールウェイです。
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この中で最もゴールウェイのサウンドが光っているのは「交響曲第5番「宗教改革」」に尽きます。
一番の聞き所は4楽章の冒頭です。3楽章から休み無く入ってくるのですが、いきなりフルート1本だけで讃美歌のコラールを吹くというメンデルスゾーンの作品としては意表を突く部分です。まさにゴールウェイが「朗々と」このコラールを吹きます。しかも他の楽器は皆さんお休みです。徐々に管楽器等が加わってきますが、しばらくはゴールウェイが中心になってこの曲を引っ張っていきます。
カラヤンメンデルスゾーンスコア.jpg
勿論他の楽章でもゴールウェイの活躍が随所に見られますが、「これぞゴールウェイ」という瞬間ですね。
他の曲では意外と第1番と言う若い頃の作品の中でゴールウェイトーンが目立ちます。
カラヤンは意外とメンデルスゾーンの作品を取り上げて無く、録音も恐らくここにある曲と「フィンガルの洞窟序曲」(これも多分ソロフルートはゴールウェイです)しか残っていないと思われます。

さて、シューマンですが、ここでは交響曲第1番の「春」だけがゴールウェイで無いと思われ、他は恐らくすべてゴールウェイの演奏だと思われます。
カラヤンシューマン.jpg
ただ、シューマンの交響曲のフルートの使い方は多少地味なのでゴールウェイトーンもそれほどパッとしません。
実は一番ゴールウェイが生き生きとした演奏は交響曲では無く「序曲、スケルツォとフィナーレ」という何となくシンフォニーっぽい曲がカップリングされており、これが素晴らしい演奏でした。結構フルートソロに目立つ部分が多く、伸びやかな演奏を楽しめます。
本当は交響曲第1番の「春」の4楽章にフルートのカデンツァ的なソロがあるのですが、これはどうももう一人のソロフルート「ブラウ」のようです。カラヤンも多少ブラウとのバランスを配慮したのでしょうか?
ベートーヴェンブラームスとは違ったまろやかなロマン派交響曲でも、ゴールウェイの独特のサウンドは一層マッチしているのではと思います。

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東京寺社名駅散策-九品仏 [旅行記]

東京を中心とした首都圏には駅名に「寺社」が付いているところが比較的多くあります。
その駅と名前の寺社を訪問した際の写真をご紹介します。
まず「九品仏」です。そもそもこの読み方が分からない方も多いかもしれません。
「くほんぶつ」と言って本当の寺社の名前は「浄真寺」というお寺ですが、そこには3つのお堂にそれぞれ3体の仏様がまつられているので俗に「九品仏」という名前で呼ばれています。
早速九品仏駅に行くと、今では珍しい「ホーム長が足りなくて1両分ドアが開かない駅」でした。
自由が丘のすぐ隣の駅であり自由が丘駅からも楽に歩ける距離ですが、ここはやはり「九品仏駅」から行くことが礼儀では?と思います。若者で賑わう自由が丘と全く雰囲気が異なる静かな駅です。
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目的の浄真寺は駅を降りるとすぐに参道が見えてきます。この参道も非常に雰囲気の良い通りで、浄真寺の入り口に辿り着くと「九品仏浄真寺」という名前が凝った字体で書かれた門がお出迎えです。
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中は非常に樹木が多く静かな「パワースポット」的なたたずまいで、自由が丘の賑わいがうそのようです。ここは「奥沢城」というお城の城跡でもあり、その案内のすぐ先に鐘楼がありました。
ここはいつでも静かできれいなのですが、とにかく行くとしたら「紅葉」の季節です。モミジ、イチョウが実に見事に色づきます。
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都心に近く秋ではまだ暖かいので紅葉の季節は12月に入ってすぐの頃が一番の見ごろです。
ここの紅葉を見て本堂にお参り、そして9体の仏様にもご挨拶をして、参道出口そばにある「蕎麦屋」で「お蕎麦」を食するのが家内とのルーティーンになってしまいました。
日光等にわざわざ出かけなくてもこんなに綺麗な紅葉が見られるのであれば十分のような気がする九品仏でした。

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隠れた名曲紹介-エルガーの遊び心の中に感動的なメロディ [クラシック音楽(オーケストラ)]

イギリスの作曲家「エルガー」という作曲家は聞いたことが無い方でも「威風堂々行進曲第1番」という曲は様々な場面でお目にかかるのでご存知の方が多いと思います。(むかしマンガ「あたしンち」のテーマ音楽でも使われていました。)
そのエルガーの傑作の一つに「エニグマ変奏曲」という曲があります。「エニグマ」というのは「謎」という意味であり、エルガーはちょっとした遊び心でこの曲を作ったのですが、作品自体は非常に完成された素晴らしい曲です。この曲は一つのテーマから14の変奏曲で出来ているのですが、その14曲一つ一つに頭文字やニックネームが付いており「誰か」の名前をその曲にあてがっています。それが「謎」と言われる所以ですが、さらにもっと深い謎もある、と言う音楽学者もいるそうです。
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全曲で30分程度の曲なので、聞こうと思えば一気に聞けますが、ここはこの曲の中でも最も感動的な一つの変奏曲をご紹介します。
それは第9変奏の「ニムロッド」というニックネームの曲です。
それまではそこそこのテンポ、ピアノフォルテのバリエーションで彩られていましたが、この曲に入ると一転して厳かな気分に変ります。教会の中でパイプオルガンが鳴っているような神々しい雰囲気で静かに始まり徐々に盛り上がって、クライマックスでオーケストラ全体が鳴り響いた後また静かにこの曲を終わるという感動的な曲です。
初めてこの曲を聴く方は、逆にこの曲を先に聴いてから全曲を聴いても良いかもしれません。(普通のCDならばだいたい10番目のトラックに入っています。ただこの曲は変奏曲と言いながらすべてつながって演奏されますのでご注意ください。)
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このニムロッドという名前は「旧約聖書の創世記に登場する『狩人』」から来ているとの事です。一般的にはこの曲はイェーガーという楽譜出版社の編集者の事を指しているらしく(ドイツ語で「イェーガー」は狩人という意味)、エルガーの擁護者であり親友だったそうです。なので感動的な力作になっているのでしょう。14人の変奏曲はそれぞれ個性的な変奏曲ですが、実は何を隠そうエルガー本人も最後の曲でE.D.Uという曲名で登場しています。そして華々しくこの曲は締めくくられています。やはり自分はカッコよく見せたいものですよね!!
このように「クラシックだからちゃんと1曲目から聴くべき」というような堅苦しい事は抜きにして好きな部分、有名な部分から聴く方がその曲への愛着も増します。
この曲は様々な有名な指揮者が録音していますが、やはりイギリスのオーケストラ(例えばプレヴィン指揮のロンドン交響楽団等)で聴いてみたいですね。
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地下鉄の終端は微妙!!(東京メトロ編) [鉄道一般]

以前同名の題にて都営地下鉄編をご紹介しました。今回は東京メトロをご紹介します。
終端としての定義を勝手に以下のようにしてみました。
・他の鉄道との乗り入れをしていない終端駅
・地上に出ている駅
この2つを定義しておかないと、「終端」のイメージが湧いてこないと思われます。地下駅でもいいのですが、駅としての個性、差別化が難しくなってきます。
そうなると、この2つに合致する駅は非常に少なくなってしまいます。
銀座線の渋谷駅、日比谷線の中目黒駅、有楽町線の新木場駅ぐらいになってしまいます。銀座線と丸ノ内線は第3軌道という線路の横にもう一本レールを引いてそこから集電するのですが、こうなると一般鉄道との乗り入れができないため終端イメージは確立するのですが、渋谷駅以外の終端駅はすべて地下駅なので似たり寄ったりになってしまいます。
渋谷駅はまさに今大工事中で、もうすぐ新たな姿を見せる事でしょう。
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この渋谷駅の奥には待避線があるのですが、さらに奥にはちょっとした点検が出来る車庫もあるそうです。
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日比谷線の中目黒はかつて東急東横線と乗り入れていたのですが、副都心線との乗り入れ工事が完了した時点で日比谷線の乗り入れが終了し、終端駅としての位置付けに返り咲きました。
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この待避線は従来からあったのですが、心なしか手前のポイントの東横線からの進入レールは錆びているようにも見えました。
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そして、有楽町線の新木場駅は他に「JR京葉線」「臨海鉄道線」も含め3つの鉄道が集合しているのですが、珍しくどの鉄道もお互いに乗り入れせずに個別の運用となっています。有楽町線は逆側の行き先が東武東上線と西武池袋線に分かれており、さらに池袋で副都心線とも合流しているのでこれ以上乗り入れを増やすと様々な混乱を招く事にもなってしまうのでしょうか。
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この待避線のさらに先に行くと有楽町線の操車場があるそうです。
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これでおしまい、と思ったら、意外なところに一つ「終端駅」がありました。
千代田線の支線になる「北綾瀬駅」です。この駅は東京メトロの綾瀬駅から綾瀬操車場に行く引き込み線の途中に地元住民の要望にて誕生させたとの事で、ある意味立派な「終端駅」です。一度お邪魔したことはあったのですが残念ながら北綾瀬駅の画像は無く、綾瀬駅0番線から出発する電車の写真はありました。(ホームドアが邪魔ですが!)
地下鉄千代田線01.jpg
今は3両編成の電車が一駅を行ったり来たりしているのですが、北綾瀬駅の10両化ホーム工事が決まったらしく、北綾瀬始発の千代田線代々木公園方面行きがそのうち出来るとの情報がありました。
なにはともあれ、東京メトロは地下鉄としての独自性よりも他社線との乗り入れの利便性に注力した結果がこのような事になったのでしょう。
ただ、心配なのは今後オリンピック等で海外の観光客が増える一方で「どこにどう行ったらいいのか?」というガイド的なサポートが追い付いてけるのかという不安があります。さらにこれに前回の「都営地下鉄」が絡んでくるので東京の地元人間でも混乱しそうですね。

一応銀座線、丸の内線以外の終端をご紹介しておきます。
これ以外の区間を走っている地下鉄の電車は「乗り入れている=ほかのオウチにお邪魔している!」という事です。
日比谷線:中目黒-北千住
東西線:中野-西船橋
千代田線:代々木公園-綾瀬(支線:北綾瀬)
有楽町線:新木場-和光市
半蔵門線:渋谷-押上
南北線:目黒-赤羽岩淵
副都心線:渋谷-和光市

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オケでのゴールウェイ讃-作曲家別名演:チャイコフスキー [クラシック音楽(オーケストラ)]

カラヤンは殊の外チャイコフスキーがお好きなようで、しょっちゅう録音をしていたようです。特に交響曲の第4~6番は何回も録音しており、1971年頃EMIで録音した演奏にゴールウェイが参加していました。
ゴールウェイがソロを吹いているのは第4番と第5番であり、特に第4番は結構フルートの目立つところが多いのでゴールウェイの面目躍如ぶりがよく発揮されています。
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一般的にもこのカラヤンの交響曲第4番の演奏は他のカラヤンの演奏だけでなく世の中に出ている同曲の数多くの演奏でもかなり高評価を得ているようで、これだけの熱気を持った演奏は他にない、との評判です。この録音については「録音に多少の歪み的な部分もある」とわざわざCDにも注意書きが書いてあるのですが、それでもチョイスされるほどの名盤との事です。
各楽章それぞれフルートの目立つ部分が随所にあるので結構聴き甲斐があります。(私もアマオケでこの曲のトップを一度演奏しましたが、難しいもののやりがいのある曲でした!)

他にはグラモフォンに録音された「白鳥の湖」はゴールウェイの演奏で、さらにはオムニバスCDの中に入っている歌劇「エフゲニー・オネーギン」の「ポロネーズ」と「ワルツ」もゴールウェイの音が時折聞こえます。

ところで、このエフゲニー・オネーギンのポロネーズという曲の最初の部分をを聴いてみると、「あれ?どこかで聞いたことがあるぞ」と思う方もいらっしゃると思います。
そうなんです、「すぎやまこういち」さんの作った「ドラゴンクエスト」の起動時の音楽とそっくりの音型なのです。ちょっと聞いてみてください。
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