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アマオケ奮戦記-演奏お手上げ!労多くして報われず!! [クラシック音楽(オーケストラ)]

今までの「アマオケ奮戦記」はどちらかというと運営や選曲等の裏方的な苦労談でした。
これからは本来の演奏面での奮戦をいくつかご紹介します。

小生はトータル20年以上同じ団に所属していましたが、その間様々な曲に出くわしました。その中でも正直「お手上げ」的な曲がいくつかあり、特に「降参」した曲が一つありました。
それは「デュカス」というフランスの作曲家が作った「魔法使いの弟子」です。僅か10分強の曲ですが、とにかく「指を速く回さなくてはいけない」場面が非常に多い曲でした。
この曲はディズニーの「ファンタジア」という映画ミッキーマウスが魔法使いになって出てくる曲として有名で、クラシックファンでなくても聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
魔法使いの弟子01.jpg

物語としては「魔法使いの弟子が主人のいない間に勝手に魔法を使い、自分の仕事の水くみをほうきにやらせたまでは良かったものの、魔法を戻す術を知らずいつまでもほうきが水を汲みまくったため部屋中が水浸しにになり、主人が帰ってきて怒られたうえ放り出される」といった喜劇ものです。
冒頭は静かにゆっくり始まるものの、主人が出かけてミッキーが魔法使いの帽子をかぶって見よう見まねで魔法をかけるところから譜面が徐々に険しくなっていきます。
とにかくメロディが各楽器に断片的に移っていくので、気持ちよくメロディーを演奏する、なんていう構図は無く、部屋が水浸しになるころはフルート他様々な楽器の譜面も音符の洪水になってしまっています。このスコアの付箋の部分以降が「お手上げ」部分であり、必死に音を拾って出そうとしてもあまりにも速過ぎて追いつかず、かといって聞いている人には「何か後ろの方でピコピコやっているな」程度しか認められそうもない部分なので、「ピコピコ」状態だけは何とか「そういう風に聞こえる」ような格好を付けて、譜面通りの正確な演奏はあきらめました。
魔法使いの弟子02.jpg
本来の会社業務では「労多くして報われず」という現象はいたる所で出てきましたが、会社のオフで好きな趣味の時にこういう事象が出てくるのも皮肉なものですね。
CD等で聞くと心地よく聞こえるこの曲も、ステージ上では必死の形相をしているメンバーがたくさんいる、と思って聞いていただけると幸いです。
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