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アマオケ奮戦記-罪なドヴォルザーク、持ち替え楽器奏者の悲哀 [クラシック音楽(オーケストラ)]

木管楽器奏者はときに楽器を持ち替えなくてはならない指示が作曲家から出されます。オーボエ奏者のコールアングレ、クラリネット奏者のEsクラリネット等ですが、フルートの場合は「ピッコロ」というフルートの1/2の大きさの楽器を演奏中に持ち替える指示が出ます。当然本番だけでなく練習にも両方の楽器を持ち込む必要があります。
FlutePiccolo01.jpg
ドヴォルザークさんはこの持ち替えを指示するのは良いのですがほんの僅かな部分だけなのです。例えば交響曲第8番では1楽章で以下の譜面の通り、「レ」の音を伸ばしっぱなしで35分の曲で20秒足らずです。
ドボ8Pic01.jpg
ドボ8Pic02.jpg
ドボ8Pic03.jpg
折角ならばもっと他の部分でも使ってくれれば良いのに、ここだけなのです。
有名な交響曲第9番「新世界より」は1楽章のたった3小節(約4秒)だけ。
ドボ9Pic01.jpg
交響曲第7番でも3楽章で僅か3小節(約3秒)だけの持ち替えの為にこの「ピッコロ」をカバンに入れなくてはなりません。
ドボ7Pic01.jpg
しかも練習で必ずこの持ち替えの部分をやっていただけるとは限らないので、折角持っていっても「出番無し」という事は日常茶飯です。まだピッコロは小型なのでカバンに入れてもそれほどの負担が増えないのであきらめがつきますが、可哀そうなのは交響曲第8番のオーボエ奏者のコールアングレです。
これも1楽章の3小節、5~6秒だけしかありませんが、オーボエの1.5倍はある楽器なのでわざわざ持ってくるのも結構大変な手間です。雨が降った日の練習で傘をさしながら苦労して両方の楽器を持ってきたのに、予定されていた部分が「出番無し」で「裏切られ」てしまったコールアングレ奏者には気の毒で声もかけられません。本当にこういう場面に遭遇した時、つい言ってしまいそうな言葉があります。「ドヴォルザークさん、一体何を考えてるの!?」
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