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アマオケ奮戦記-緊急事態から名演への逆転ホームラン! [クラシック音楽(オーケストラ)]

普通アマチュアオーケストラでは年2回程度の演奏会を開く場合は半年近くかけて練習を重ね、そして本番を迎える事になっています。
当然その日に向けて準備万端、そして本番を迎える事になるのですが、あるときトロンボーン奏者の一人が急性の疾患により翌日の演奏会に出られなくなった、と言う緊急事態が起こりました。
急遽エキストラを調達しなくてはなりませんが、何しろ「翌日」というのははっきり言ってアマチュアのプレーヤーでは極めて難しく、その時の曲が「チャイコフスキー交響曲第4番」なので以前演奏した経験が無ければとても当日のリハーサルだけでは無理と思われました。
そこにとんでもない救いの女神が現れたのです。
当時の常任指揮者がたまたまその演奏会では指揮を振らず他の指揮者に託していたため、「今回は客席で聞くよ!」と言っていたのですが、実はその常任指揮者はプロのオーケストラの「トロンボーン奏者」だったのです!!
早速マネージャー役が連絡して事情を話し「急で誠に申し訳ありませんが、明日は客席で無くステージに乗っていただけないでしょうか?」とわらをもつかむようにお願いしたところ、「わかったよ」との快諾!
勿論常任指揮者の先生はこの曲は経験済みであり、リハーサルではとんでもないほどの迫力あるプロの演奏で団員を圧倒させてしまいました。しかも本番直前に他のトロンボーン奏者を集めパート練習までしていただき、当然本番はマレにみる名演となりました。
こんなすごいことは長年やっていてこの時しかありませんでしたが、もうその時はみんなその常任指揮者に感謝感激でした。一方で大変不謹慎ですが「出られなくなった人がトロンボーンで本当に良かった」というのが運営側としての本音であり、確かに「他の楽器だったら」と思うと今でも背筋がゾッとしてしまいます。
この写真はその演奏会のビデオキャプチャであり、画質が悪いのでよくお分かりにならないかもしれませんが、チューバの隣のバストロンボーンがその「女神」の先生です。もう20年以上前のお話でした。
29thTchaikovsky4.jpg
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