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隠れた名曲紹介-ファリャでスパニッシュ気分全開! [クラシック音楽(オーケストラ)]

スペインの作曲家と言うと、実は同じヨーロッパでもフランス、ドイツ、イタリアに比べてガクンと知名度が下がります。有名なのは「アランフェス協奏曲」を作った「ロドリーゴ」、ギターやピアノ曲で名を鳴らした「アルベニス」等が耳に残っていると思いますが、この「ファリャ」もスペインを代表する作曲家ですが、意外と音楽そのものを知っている人はそれほど多くないようです。
彼の代表作はバレエのための音楽の「三角帽子」と「恋は魔術師」であり、両方でちょうど1時間程度の曲ですがなかなか全曲通して聞くに至らないようです。
という事で、今回はその「聴きどころ」をご紹介します。
まず「恋は魔術師」では「火祭りの踊り」という曲がなかなか面白く記憶に残りやすい曲です。名前から察する通り「悪魔除け」の踊りですが、テキパキしたリズムの中に美しいメロディが流れ、最後は切れの良い刀でバッサリ切るような面白い終わり方です。
「三角帽子」では一般的に「第2組曲」と呼ばれるセレクトが非常に聞きやすいのですが、中でも「粉屋の踊り」はまさにスペイン情緒たっぷりの佳曲です。弦楽器の響きはそれこそフラメンコギターそのもので、目をつぶって聴くと眼前でフラメンコを踊っている女性の姿が見えてくるようにも思えます。最後はだんだんスピードが速くなり盛り上がってスパッと終わるところなど、本当にフラメンコを酒場で見るがごとく、オーケストラそのものがギターに思えるほど軽快な曲です。
まずはこの2曲を聴いてみると、「おっ、ファリャも面白そうだな」と思うでしょう。何もいきなり「恋は魔術師」「三角帽子」全曲に耳をそばだてて聴く必要はありません。この2曲を聴きこんで少し気分が乗ってきたところで全曲聴いてみても良いでしょう。
ファリャと親交があり、「三角帽子」の初演をしたアンセルメの指揮による1961年の演奏がいまだにとても新鮮に聞こえます。このCDは今回ご紹介の2つの作品とスペイン舞曲というまさにファリャの代表的な作品ばかりを集めたものなので、お勧めと言えます。
アンセルメファリャ.jpg

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