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アマオケ奮戦記-パート譜確保の苦労! [クラシック音楽(オーケストラ)]

オーケストラの皆さんが見ている譜面は、自分のパート(フルート、1stヴァイオリン等)だけが書かれた譜面です。指揮者はすべての楽器が並んでいる「スコア」を指揮台に乗せています。(暗譜という譜面なしで指揮をする方も多くいらっしゃいますが)
実はこの「パート譜」という物がすごいノウハウが詰まっているのです。
弦楽器はだいたい二人で一つの譜面を見る事が多いのですが、管楽器や打楽器は個人で譜面を見るので、まず一番のポイントは「どこでページをめくるのか?」というノウハウです。両手を楽器に使っているので片手だけでも空くのは演奏していない時しかなく、その部分でうまくめくれるような配置が必要であり、しかも1頁あたりにだいたい平均的に譜面が詰まっている必要もあるので、これはかなりのテクニックが必要です。
この譜面はシューベルトの「未完成交響曲」ですが、右下の部分を注目下さい。
パート譜01.jpg
(右下の部分)↓
パート譜02.jpg
ここに「10」という文字がありますが、この10小節休みの時に次のページにめくれるようにしてあるだけでなく、この位置に「10小節の休み」を持ってくる中で全体の並びも違和感なく配置されています。あまり詰め込み過ぎると見辛くなりますし、逆に手頃な休みがあるときに都度ページめくりを作ると全体のページがかさむだけでなく、しょっちゅうめくってばかりいる事になってしまいます。
この他にも長い休みの後の入るタイミングが分かるように他のパートの音型をそれとなくガイダンス的に記載するような配慮のある譜面もあり、こういった譜面を確保するのに様々な所から調達します。
一番やっかいなのは、そういったパート譜が入手できない時に、人海戦術でスコアからパート譜を起こす作業をする必要がありますが、このノウハウのテンコ盛りのパート譜を素人が作るのは非常に骨が折れるのが実態です。
何気なく涼しい顔をして演奏しているオーケストラですが、こういった譜面作成のプロセス等も考えるとなかなか深いものがありますね。
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