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アマオケ奮戦記-室内楽の醍醐味 [クラシック音楽(その他)]

アマチュアオーケストラの活動では一般のオーケストラ演奏会の他に、メンバーで気が合った連中とアンサンブルを編成し室内楽をやることがあります。
たまたま自分が所属していた楽団が過去東京都の支援を受けており、1年に2回程度東京文化会館の小ホールという室内楽奏者からしりと当時憧れの的であったステージで演奏する機会を頂けるという特典があり、これを目的に何回かステージに乗せいて頂いた幸運がありました。
オーケストラの練習では指揮者の指導に「良い」も「悪い」も従うしかなく、ある意味自己責任が多少限定されていると思えますが、室内楽の場合は自分のパートの責任だけでなく全員の意思疎通が絶対的に必要でありオーケストラとは違った緊張感が発生します。これがまたモチベーションを向上し、うまくいった時の爽快感はひとしおです。ダンツィ、グノー、ダンディ等の名曲をやらせて頂きましたが、このジャンルの定番物のモーツァルトはフルート嫌いもあって演奏の機会は無く、その時はさすがにモーツァルトを恨めしく思ったこともありました。
アマチュアだと練習後の一杯、本番後の打ち上げも楽しみの一つで、ここでの連帯感がそのままオーケストラのアンサンブルの向上に効果を出していると思います。
1987室内楽グノー.jpg
(約30年前、東京文化会館小ホールでのグノーの演奏)

上田電鉄別所線に行ってきました [ローカル線]

東京から1時間ちょっとで信州上田駅に着きました。
おりしもNHK大河ドラマで「真田丸」が放映されている中、いたるところに「六文銭」「堺雅人」等の写真がベタベタと。しかも駅に着くといきなりドラマの主題曲が流れる等、地域をあげての盛り上がりを見せていました。
目的地の別所温泉には上田電鉄別所線に乗り換えますが、「ローカル線」にしてはあまりにも綺麗な車体とホームでいささか拍子抜けしてしまいました。しかも電車にも「真田丸」が煌々とデザインされています。電車が以前東急線で使われていたこともあり、このショットを見るだけでも「東京城南地区の私鉄駅」というイメージに思えてなりません。

別所線01.jpg

30分で終点別所温泉駅に着きましたが、ここでようやく「ローカル線」のイメージに相応しい駅の光景を見ることが出来ました。
何よりもレトロ感覚抜群の駅舎、そして駅の外側に置いてある以前の別所線で活躍した丸窓電車。
でも、その横を通り抜ける都会で活躍した電車を見ると、やはりちょっと違和感を感じます。
別所線03.jpg
別所線02.jpg

別所温泉の湯はとても心地よく、関東の名だたる温泉地とは違った静かで落ち着いた佇まいが心から癒されました。帰りに旅館から地元の自治体発行の回数券で50円引きで上田まで帰りましたが、こういったちょっとした心遣いも何となくほっこりしてしまった別所温泉でした。
タグ:終端駅

入場券(硬券)コレクション [鉄道一般]

私は一時期旅行先でJR(当時は国鉄)の入場券を収集していました。
今回はその一部をご紹介します。
これは東京山手線内一周の入場券です。

入場券02.JPG

よく見ればお分かりの通り昭和46年(1971年)前後に収集しました。今から45年前ですね。
思い起こせば、各駅で降りて窓口で入場券を買い集めていました。当時は自動販売機もありましたが窓口での切符販売も行われていました。
集め始めたのは中学3年の最後にSLを撮影しに九州に行った時に「どの駅で降りたか」を記念に各駅で買ったのがきっかけです。収集内容を見ると下の通り最初が昭和46年3月の「西都城駅」、一番新しいのが昭和59年2月の宮城県の松島駅でした。

入場券03.JPG

多分昭和50年代後半になると入場券も自動販売機で薄っぺらい紙での発行が主流になってしまい、硬券そのものが大変な希少価値になってしまったので入手が激減したのではと思います。

これを見ると、近郊はともかく遠隔地についてはどういう事でそこに行ったかをそれとなく思い出させる良い記念になっています。
ただ、友人等が旅行先でのお土産として頂戴したのもあるのですが、さすがにそれについては「誰が」「何しに行ったか」という事は全く忘却の彼方にいってしまっております。
こういった受贈物をコレクションとして一緒にしてしまうのは本来のコレクションではなく邪道ですね。反省しています!

アマオケ奮戦記-練習での苦労談その1「カウント」 [クラシック音楽(オーケストラ)]

オーケストラの管楽器は時々目立つソロがあったりして結構華やかに見えますが、内実見えない苦労も多いのです。
今回は「カウント」という事ですが、特に練習中に起こる苦労談です。

弦楽器のようにのべつ幕なしで弾くのと違い管楽器は休みの小節がしばしばあり、作曲家や曲によってはその加減がはなはだしい場合があります。
この「休み」というのがクセモノで、初めての曲・あまり慣れていない曲の練習時、この休みの小節のカウントが結構プレッシャーになります。
例えばこのマーラーの交響曲第5番の第3楽章の途中のフルート譜面をご覧ください。
マーラー5番パート譜01.jpg
メロディーがあるところは良いのですが5段目になると突然休みの小節が増え、カウントが始まります。やっとチョコっと吹いたかと思うとまた休み。しかも今度はフェルマータという通常のテンポではない小節も何回も出てきたりします。
7段目になると他のパートの音型が「ガイド」として親切に書いてある場合もありますが、8段目になるとそのガイドまで見放されてしまい、頼るのは自分の5本の指でカウントをしている数字が合っているかどうかだけです。練習中の場合、そのカウントの途中で指揮者が曲を止め他のパートに指示を出したりすると、せっかく今まで何十小節も数えていたのが水の泡になってしまいます。

アマチュアオケに初めて入った管楽器の人は「自分が吹かない部分は音楽をうっとりと聞ける」と思っていた人もいるようで、実態は指を折りながら「1、2、3、、、」と間違えないように必死に数え、曲を楽しむというような余裕はありません。

そんなことを少しでもご理解頂きながらオーケストラのステージを聞いていただけるととてもありがたいです。

6年半ぶりのフルート [クラシック音楽(その他)]

昨日某マンドリンオーケストラの練習に参加してまいりました。

実は私は長いことアマチュアのフルーティストとして市民オーケストラや大学OB組織に入って演奏していましたが、約7年前から業務多忙による練習時間確保の困難から一旦引退を決意し、2009年6月のコンサートを最後に演奏活動を中止しました。
その後同僚や後輩の度重なるオファーが来たものの、とても「人様の前で演奏する」レベルまでの回復は不可能として断り続けてきましたが、昨年の定年退職を機に自身の決意が揺らぎ始め、とうとう昨年末再開するにいたりました。
しかしながら、やはり6年半のブランクは大きく、久しぶりに開けた楽器も心なしか輝きを失い、音を出そうとしても思うように出ない事がショックで、しばらく立ち直りのきっかけがつかめないまま茫然自失の状態でした。

その時思いだしたのは昔後輩に「1日最低5分でも良いから毎日音を出せ。1日サボると1週間分遅れる!」と叱咤激励していた事でした。6年半サボっていると「45年分遅れる」という事ですが、そこは適当に無視して「1日最低5分」を続けた結果昨日の練習で最盛期の7割程度まで復帰したのでは、という実感を得る事ができました。

ただこの数か月はうまくいく日とそうでない日が入れ代わり立ち代わり訪れ歯を食いしばる思いでした。昨日の練習ではそこそこの演奏ができましたが、周囲からはそういった努力が背景にある事を知らずにいつもの演奏という目で見られたようです。
まあそれはそれで良く、自分でもよくここまで回復したと思った次第です。

「継続は力」という言葉、本当なのですね。


八高線と川越線 [ローカル線]

今日は「鉄」のお話です。

天気が良かった今日、八王子から八高線に乗ってみました。
川越行きの4両編成の電車に乗ると、結構乗客も多くカメラを持った人も。
この八高線、八王子の「八」と高崎の「高」を取った路線ですが、一気通貫で走る列車はありません。途中で「電化」「非電化」が分かれているためですが、面白いことにこの列車が高麗川から乗り入れる川越線も終点の大宮までの一気通貫の列車が無く、どちらも中途で切れる列車ばかりの路線です。

拝島から北に行くと米軍横田基地の横を走り抜け、そこを過ぎると一気にローカル色満開の風景になります。しかし最近の八高線の電車は比較的新しいタイプなので、ちょっとローカル色には似合わないような気がします。(写真は拝島駅での八高線のきれいな電車)
八高線拝島駅01.jpg

ところで私が中学生の約50年前、この線は東京で蒸気機関車は走る最後の路線であり、何回か「撮り鉄」をした覚えがあります。東飯能駅と高麗川駅の間で撮った写真です。
八高線のD51重連.jpg

当時は田んぼだけでしたが、現在の沿線はかなり住宅が建ってきました。ただ、この写真の場所はまだ田んぼが多少残っており、電車の中から実になつかしく見入ってました。