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2017年05月| 2017年06月 |- ブログトップ

山の手の路面電車!?東急世田谷線 [鉄道一般]

三軒茶屋と言うと今や世田谷のちょっとした繁華街と言われ、新旧の飲食店が軒を連ねています。
東急世田谷線はここから出発し、京王線の下高井戸まで走っています。前ご紹介した都電荒川線と似た形態ですが、路線がそれほど長くないのと住宅街を主に走るので雰囲気は違ってきます。
三軒茶屋駅はまさに終端駅としてのホーム構えで、2両編成のカラフルな電車が止まっていました。
東急世田谷線04.jpg
ここから世田谷の旅は始まりますが、実は三軒茶屋を出たすぐの所に面白い寺社があります。
目青不動尊01.jpg
その名も「目青不動尊」。江戸時代に「五色不動」という五カ所の寺社が制定され「黒」「白」「青」「赤」「黄」の五色の不動尊が現在東京の六ケ所(「黄」だけ二カ所)あるのです。有名なのは目黒不動尊ですが、実は池袋そばの目白にも「目白不動尊」があり、ここ三軒茶屋は「目青不動尊」なのです。この五色不動は別の時にご紹介します。終点下高井戸まで全線専用の軌道を走り、路面電車的な部分はありませんが、そもそもの生い立ちは渋谷から二子玉川までの通称「玉電」と言われた路面電車の三軒茶屋から下高井戸までの支線が現在の世田谷線でした。
カラフルな電車の中でこのような色の電車にお目にかかる事があると思います。
東急世田谷線02.jpg
これが実はそもそもの玉電の「イモムシ」と言われる電車のカラーだったのです。
何とこの電車を1960年代に私が撮った写真が残っていました!
玉電1960年代瀬田.jpg
これは二子玉川手前の瀬田という所のショットで、残念ながらカラー写真ではありませんが色のバランスはほぼ同一です。こちらの線は地下を走る田園都市線になって「路面電車」については廃止されてしまいました。
残った方の世田谷線には招き猫で有名な「豪徳寺」や吉田松陰をまつった「松陰神社」があったりしてそれなりに観光的な名所も点在しているので、「のんびり路面電車旅」を味わうには手頃でお勧めです。
東急世田谷線03.jpg
豪徳寺そばのショットですが、東京の喧騒から脱出したような落ち着いた風情が心を癒してくれますね。
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隠れた名曲紹介-ボロディン ノクターン(サージェント編曲) [クラシック音楽(オーケストラ)]

このボロディンの「ノクターン」はそもそもが弦楽四重奏曲の第2楽章であり、イギリスの指揮者マルコム・サージェント氏が弦楽合奏用に編曲したものです。
チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」と同じような位置付けでしょうか。
曲は静かに始まり優美なメロディが続きます。途中からややテンポが動き、多少感情的に盛り上がってきますが、最終的にはまた静かなメロディで優美に終わります。
ボロディンは本当に綺麗で素晴らしいハーモニー音楽を時々ガツンと出してきます。イーゴリ公のだったん人の踊りの冒頭のオーボエのソロといい、中央アジアの草原でのコールアングレといい、一度聴いたら忘れない印象的なメロディを作曲しますが、このノクターンでもその技が生きています。
原曲の弦楽四重奏で聴いても素晴らしいのですが、弦楽合奏になると音の厚みが増すので特に盛り上がりの部分の訴えかけは弦楽四重奏では実現できないでしょう。
残念ながらこの弦楽合奏版の音源が市場に出ていないように思われますが、私は「オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団」のオムニバスレコードを購入して聴いた時に身震いするほど感動しました。
この曲も就寝前に一杯飲みながら優雅に睡眠に入るのに絶好の曲のような気がします。
オーマンディ名曲集.jpg
このCDは他にもドビュッシーの月の光の管弦楽版等「ヒーリング」効果の高い曲が多数収められているので、もし見つけたらお勧めです。

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オケでのゴールウェイ讃-作曲家別名演:ドヴォルザーク [クラシック音楽(オーケストラ)]

ゴールウェイのドヴォルザークと言うとどうしても来日した時の交響曲第8番が忘れられません。残念ながら8番のゴールウェイの演奏は恐らく録音として残っていません。ところが他の曲はそこそこ録音が残っているようです。
まず以前お話ししたグラモフォンの交響曲全集の中でドヴォルザークはクーベリックの指揮でベルリンフィルが担当していました。もともと第8番を1966年に録音していましたが、他の8曲をこの全集のために1971年から73年の間に録音しており、当然ゴールウェイ在籍時期なのでいくつかは担当していると思われます。まず有名な「新世界から」の第9番は間違いなくゴールウェイです。ただ他の7曲は全曲通してゴールウェイが吹いているのか中々判断できず、明確なお答えが出来ません。何となく「ゴールウェイっぽい」ような演奏はあるにはあるのですが、特に5番以前はフルートの目立つソロが短いので分かりづらくなっています。
クーベリックドヴォルザーク.jpg
実は同じようにさかのぼる事5~6年前にイシュトヴァン・ケルテスがロンドン交響楽団でドヴォルザークの交響曲全集を録音していましたが、ここも第7番、第8番は1963~4年に録音しており、残りの7曲を1966年に録音しています。1966年はロンドン交響楽団にゴールウェイがいた時代であり、ここでも第9番「新世界から」がゴールウェイらしき音が響いていますが、やはり他の曲は定かではありません。
ケルテスドヴォルザーク.jpg
さらにスポットでユージン・オーマンディがロンドン交響楽団で同じく「新世界から」だけを1966年に録音していますが、どうもこれもゴールウェイらしいです。新世界だけで3種もありそうなのは珍しいですね。
カラヤン時代は皆無かというと、間違いなくゴールウェイが吹いた「スケルツォ・カプリチオーソ」という曲がオムニバスアルバムの中に入っていました。
ドヴォルザークは木管楽器(特にフルート)は晩年になるほど有用して効果的に使っており、新世界でもそこそこフルートの活躍場面があります。ぜひ聞いてみてください。
それにしてもカラヤンの指揮、ゴールウェイのフルートによる交響曲第8番の録音が無いのが返す返すも残念です!
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成田空港は世界地図の縮図! [鉄道以外の交通機関]

前回の「芝山鉄道」でも触れたので、昨年5月に成田空港の展望デッキに行った時のいくつかの写真をご紹介します。
成田空港自体がほとんど行ったことが無く、展望デッキは第1、第2ターミナルとも初めてです。
まずびっくりしたのは飛行機のラッシュ時間での離陸待ち行列です。
アリタリア.jpg
アリタリア航空、アエロフロート航空といったイタリア、ロシアのナショナルフラッグを撮影したのですが、背景に並んでいる飛行機の多さが羽田の比ではありません。
そして「こんな国の飛行機が来てる」と目を見張ったのもいくつかあります。
まず「ウズベキスタン航空」
ウズベキスタン.jpg
そして「エティハド航空」(アラブ首長国連邦だそうです。)
エティハド.jpg
つい最近潰れた「トランスアジア航空」(台湾)
トランスアジア.jpg
そして羽田と大きく異なるのが、LCCと言われる格安航空会社が日本企業だけでなく海外からも集結しています。
まず日本でおなじみ、ジェットスターとヴァニラエア。
ジェットスター他.jpg
シンガポールのLCC「スクート航空」は色鮮やかな黄色のボディでした。スクート.jpg
世界各国のカラフルな機体を輝かせて次から次に滑走路から離陸していきます。
こう書くと何となく活気のある空港というイメージに見えますが、確かに活気が無いわけではありませんが長い滑走路が1本しかなく、それが「待ち行列」や「次から次へ」の根源となっているのが成田空港という図式もよく分かりました。
でも羽田と違って初めて見る航空会社の飛行機を見ると「どこの国だろうか?」といろいろと思いを馳せるのも非常に楽しく、新鮮な気持ちになりました。
ところでウズベキスタンって旧ソヴィエトのどこら辺にありましたっけ、、、?
地図上で思い出せない、、、、)

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飛行機好きにはお勧めの芝山鉄道 [鉄道一般]

「芝山鉄道」と聞いて、「えっ、どこにあるの?」と思う方も多いと思います。
それもそのはず、これは京成線の東成田駅から僅か2.2kmしかない鉄道で純粋な芝山鉄道の駅は「芝山千代田」という駅しかありません。
そうです、成田空港の敷地に沿って作られた鉄道であり、成田空港が出来たことで分断された空港東側地域の住民のための鉄道と言われています。
一駅しかないといっても、芝山千代田に行く電車はすべて京成成田駅が起点で、東成田経由でたった3駅を行ったり来たりしているのです。
別件で成田に行った時に「ここは間違いなく放っておけば完乗リストの中で忘れ去られる恐れ大」と感じ、わざわざその2~3駅を往復することにしました。
通勤通学以外の時間はほぼ40分に1本という「ローカル運用」の電車に京成成田から乗り込み、早速京成線を成田空港に向け走り始めました。電車の中は人もあまりおらず、これでも「電車本数が少ない」とはあまり感じられないような雰囲気です。いよいよ空港へのトンネルの直前で線路は別れ、別のトンネルに吸い込まれて行きました。東成田に着きましたが、降りる人もまばら。この駅は当初成田空港が出来たときのアクセス用の駅だったのですが、今やターミナルビル直下に駅が出来てしまったので、ほぼこの駅の役目は終わり、近隣の空港施設に勤める方達のための駅になってしまったようです。
そしてそこから正真正銘の「芝山鉄道線」に入り、しばらくすると地上に出てほどなく終点の芝山千代田駅に到着しました。
芝山鉄道1.jpg
駅をいったん降りると、ここで厄介なことが。実は芝山鉄道は「Suica」を扱っていないので京成成田からSuicaで乗っても降りられず、とりあえず東成田から芝山千代田までの料金を払い、そして今度Suicaで降りる時に駅員のいるところで乗降処理をする事になりました。先日記載した西武線から秩父鉄道乗り入れと全く同じ事象でした。
駅を降りると休日だったのか駅前で子供向けのイベントをやっていたので駅前は結構な人だかり。
こちらは下車後に用は無いのでそのまま帰りの切符を買ってホームへ。駅前の賑やかさとは一変して誰もいない静かなホームです。
芝山鉄道2.jpg
ふと戻る線路の方を見ると感動するシーンが。そうです。飛行機ファンでもある小生としては駅からこれだけ間近にたくさんの飛行機を見る機会もなかなか無いので、やや興奮してしまいました。
芝山鉄道3.jpg
羽田空港ではお目にかからない外国の航空会社の飛行機も散見されついつい見とれていましたが、折り返しの電車がほどなく動き出しそうなので止む無く電車に乗車。(乗り過ごすと40分待たなくてはなりません!)とは言え気分も良く電車に乗りましたが、実は京成成田駅についてから「Suica」の残処理を忘れずにやらなくては、との意識が強かったので芝山鉄道の記憶がこの後やや希薄になってしまったようです。しかしながら、完乗での最大懸念の一つが解決出来たのでほっとした、というのが本音でしょうか。
タグ:成田空港
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アマオケ奮戦記-長いマーラー、お疲れ様! [クラシック音楽(オーケストラ)]

最近様々なアマチュアオーケストラでも結構演奏されているのがマーラーの交響曲です。
第1番「巨人」や第4番を除くとゆうに1時間を超える曲ばかりですが、特に管楽器のローテーションを考えると長い曲を1曲やるとどうしても出演者間のバランスが悪くなり、なかなかこのような曲を選曲するチャンスが少なくなってしまいます。
約10年前たまたま50回記念演奏会という事で上野の東京文化会館を借りて「マーラー交響曲第5番」を演奏する機会に恵まれました。
50thMah523.jpg
1時間越えの交響曲の中でも比較的長くないこの「第5番」ですが、やはりこういった曲の演奏に慣れていないのでかなり皆さん力の配分に戸惑っていました。
普通練習では楽章ごとに練習していきますが、楽章単位では長くても20分程度なので練習時はそれほどの抵抗感は皆さんなかったと思います。
ただ、本番までいわゆる「通し」の練習がほとんど出来なかったので、1時間10分でも継続して精神集中するノウハウがオーケストラ全体に欠如していました。
なので、演奏会終了後の評判では「2楽章が良かった。5楽章はなんか疲れてたのでしょうか?」というようなアンケートまで書かれているほど見え見えだったようです。
この曲は4楽章に有名な「アダージェット」という弦楽器とハープだけの楽章があり、管楽器、打楽器の皆さんはここで約10分以上の休息が得られます。しかし「休息」と言っても「精神的な集中力」まで一旦リセットされてしまったようで、5楽章が始まっても弾きっぱなしの弦楽器は体力面でギリギリ、「よっこらしょ!」でもう一度腰を上げた管・打楽器はなかなか「エンジンがかからない」構図になってしまったようです。
やはり団員自身の集中力の継続と長時間演奏の持久力の確認のためにも「通し練習」の頻度をもう少しアップをしておけば、と後でちょっと反省しながら考えさせられた次第です。コンサート後「お疲れ様でした」と交わすいつもの言葉が本当に身に染みたコンサートでした。
タグ:マーラー
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隠れた名曲紹介-ヒンデミットでストレス発散! [クラシック音楽(オーケストラ)]

今までこのコーナーは「しっとり系」の曲を紹介してきましたが、今回は「イケイケ系」のストレス発散の曲をご紹介します。
「ヒンデミット」という20世紀ドイツの作曲家・指揮者がいますが、この名前をご存知の方はかなりのクラシックファンといえます。過去ウィーンフィルを率いて日本にも来た事があるのですが、彼の作品はあまり有名になりきっていません。「通」の人は「画家マティス」という交響曲を代表曲として好んで聴いていますが、はっきり言って「初心者」向きではありません。
そんな中で「だまされたと思って聴いてみろ」的な画期的な作品があります。それは「ウェーバーの主題による交響的変容」と、名前を聞いただけでも何となく拒絶感に襲われそうなネーミングですが、実際聴いてみると意外や意外、まさにストレス発散の爽快な曲でした。
全体が4つの部分で出来ている20分程度の曲でそれほど長くないのも初心者向きでしょう。
近代作曲家とは言え、この曲ではメロディーがそれほど複雑怪奇ではなく、リズムも不規則ではないのでまずすんなりと耳に入っていきます。1曲目からフルオーケストラの煌びやかな音がはじけ飛び、2曲目はオーケストラの様々なパートのパフォーマンス大会。特に最後の方の打楽器のアンサンブルは一瞬ですが聴きものです。一転して3曲目はしっとり系で木管楽器の哀愁の歌が聞こえます。
そして白眉は4曲目のマーチ。比較的落ち着いて始まりますが最後で金管楽器が爆発、見事なアンサンブルで奇をてらうことなく明快に締めくくります。(この部分が一番の爽快なところです!)
ヒンデミットスコア.jpg
これはこの曲のスコアですが、CD等も比較的様々なものが出ております。どれを聴いてもこの爽快感は味わえると思いますが、出来れば録音の良い物がお勧めです。
私もこの曲を聴いて今までの「ヒンデミット像」が根底から覆され、何となく気落ちしているときにこれを聴くと少しでも元気を回復出来るようになりました。もちろん気分が良い時にこれを聴くとさらにハイになること間違いありません!
同様の「ハイ」になる曲では「レスピーギ ローマの松」の最後の「アッピア街道の松」もおすすめです。
もう一度曲名を書きますので、気になる方はしっかりコピペしてください。
「ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容」
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昭和SL回顧-九州肥薩線大畑駅 [ローカル線]

肥薩線大畑駅」と聞いて唸る人がいたら、その人は相当の鉄ちゃんです。
ここには山岳鉄道として重要なアイテムである「スイッチバック」と「ループ線」双方を備えた全国でも非常に珍しい駅です。(ちなみにこの駅名は「おこば」と読みます。)
昭和46年に行った時の大畑駅の写真ですが、名所案内に「ループ線」と書かれており、はっきり言ってそれ以外何もない駅です!(当時は)
06大畑07.jpg
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スイッチバックは列車が前進、後進をジグザグに繰り返して勾配を上り下りしていく方法で、これははっきりと目視で認識できるのですが、ループ線というのは今まで来た道を大きく円を描いてその上を通っていくという姿で、これは山間部だとトンネルや様々な遮蔽物があるので「これがループ線」とは分からない場合もあり、この大畑駅もループのスケールが大きすぎてよく分かりません。
ただ、「大きく回っている」という事がわかる例は次の2枚の写真でお分かりと思います。(遠くに左に向かっている汽車が手前に来ると右に向かって走っている)
06大畑04.jpg
06大畑05.jpg
やはりここは勾配がきついので1台の機関車では心もとなく、後ろからもう1台の機関車が押して走るという光景も結構ありました。
06大畑13-2.jpg
またこの写真のように客貨混合列車と言って客車の後ろにぞろぞろと貨車を繋いでいる列車も数多く走っており、当時から乗客が多くない所での効率運用をしていたようですね。
この時はこの場所にほぼ一日写真機を構えて駐留していましたが、本当に美しい山々の中を必死に走る機関車を見ていて1時間に1本あるかないかの待ち時間が多くても全く苦にならない一日でした。SLが無くなった今でもいい味を出している駅だと思います。

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