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アマオケ奮戦記-アンコール選曲の悲哀、、、 [クラシック音楽(オーケストラ)]

アマチュアオーケストラの演奏会では観客がそれほど要求してなくてもアンコールをしっかり演奏するという図式がよくあります。これは一つには管楽器、打楽器でステージに乗る比率が低くなってしまった奏者への気配り的な出番提供という背景も多少はあるのですが、楽器によっては非常に面白くない選曲になってしまったときに落胆してしまう事もあります。
イタリアの作曲家の「マスカーニ」という人が作った「カバレリア・ルスティカーナ」という歌劇があり、この中の間奏曲は非常に美しく、どんちゃん騒ぎの曲の後のアンコールにすると「一服の清涼剤」的な落ち着きのある静かな曲です。
しかしフルートパートにしてみるとモチベーションが思いっきり下がってしまう曲なのです。
何故かというと、このパート譜をご覧頂ければお分かりと思います。
譜面カバレリア01.jpg
この曲は全体で3分半程度の曲ですが、フルートは「最後の1音」だけです、、、。
綺麗なメロディハーモニーが繰り広げられている中で、ただポツンと楽器を持ったまま座っているだけ、最後の音だけ「ご一緒に」、しかし「出来るだけお静かに」という図式の曲で、消化不良を起こしてしまいます。
どうせなら初めっから出番無しにしてくれれば、こっちもステージの上で観客の一人になりきってゆったり聞けるのですが、、、。
まあ、ブルックナーの交響曲で1時間10分かかる中、1発しかないシンバルの奏者の気持ちを考えると「まだ、ましか」と自分に言い聞かせて最後のロングトーンだけしっかり吹きました。

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隠れた名曲紹介-イギリスのオーケストラ小品集 [クラシック音楽(オーケストラ)]

今回はクラシック音楽でもあまり有名でないものの、一度聴いたら「おっ!」と思える隠れた名曲として自分が感動した曲をご紹介していきます。
まず第1回目はイギリスの作曲家の小品を集めたCDの中からのご紹介です。
イギリス小品集CD01.jpg
イギリスの作曲家というと、クラシック界ではややマイナーで「惑星」で有名なホルストや「威風堂々」のエルガーぐらいが一般的ですが、このCDはそれ以外の作曲家の作品ばかりです。
中でもお勧めは「ウォルトン やさしき唇に触れて別れなん」と「ディリアス 春を告げるカッコウ」の2曲です。
ウォルトンの曲名がなかなか意味深ですが、そもそも「ヘンリー5世」という映画が作られた時の映画音楽の中の1曲だそうで、とにかく「癒される」音楽で僅か2分の弦楽アンサンブルが奏でる切々としたメロディはクラシックが苦手な人でも聴き入ってしまうと思います。
ディリアスも作られた曲はみな「ヒーリングミュージック」と言っても過言でないほど情緒的な曲が多く、この「春を告げるカッコウ」も「静かな森の奥から聞こえるカッコウの鳴き声」を見事に表現しており、きれいなハーモニーの中で時々聞こえるクラリネットの「カッコー」が印象的です。
このアルバムで演奏しているのはバレンボイム指揮のイギリス室内管弦楽団ですが、他の曲も聞きやすい小品ばかりで、特にディリアスの作品として「2つの水彩画」がお勧めです。
夜寝る前にちょっとアルコールやお茶を飲みながら聴くのもいい睡眠が取れるのではと思います。
意外とクラシック入門としても良いかもしれません。

オケでのゴールウェイ讃-小品に息吹きを! [クラシック音楽(オーケストラ)]

1970年代前半はカラヤンも比較的小品集をレコーディングしていました。
そんな中でゴールウェイのソロがキラリと光る演奏がいくつもあります。
ここに紹介した4枚のディスクですが、それぞれ当時レコードとして個別に発売されていました。
まず「グリーグのペールギュント組曲」ですが、この「朝」を聞いた途端に何とも言えないほっこり感が出てきてしまい、彼のベストチョイスの一つとなってしまいました。
そして「ビゼーのアルルの女組曲」は有名なメヌエットだけでなく、カリヨン、パストラルでも彼の独特な音色が全体を支配してしまいます。(残念ながらカップリングのカルメン組曲は彼がソリストではありませんでした。)
そして様々なオペラのバレエ音楽を網羅したアルバムではヴェルディ「アイーダ」の第1幕のバレエ音楽、ポンキエルリ「ジョコンダ」の時の踊り等で彼の面目躍如が発揮、その後の同系統のアルバムでは特にロシア・スラヴ系の「ボロディン、チャイコフスキー、スメタナ」にて活躍が顕著です。
ゴールウェイ小品.jpg
他にもスッペ、ウェーバー、ロッシーニ、ワーグナーの序曲・前奏曲集に名演がいくつもあります。
これらの曲はワーグナー以外恐らく日本ではまず生演奏では聞けなかったので、この録音で楽しむしかありません。
というのも、カラヤンは定期演奏会はもとより海外演奏旅行に行ってもアンコールをしたことをあまり聞いたことがありません。本人に言わせると「プログラムに予定している曲に徹底的に集中するため」というような事を言っていたようですが、せっかくゴールウェイやコッホといった大スターがいながらこういう小品を生で聞けなかったのは大変残念です。
ゴールウェイのベルリンフィル離脱後のソロリサイタルでは、プログラムの曲が終わった後10曲以上もアンコールをするといったサービス精神旺盛な所を見せていますが、これはカラヤンに対するちょっとした対抗心の表れでしょうか?
何はともあれ、ベートーヴェンやブラームスに飽きたらちょっとこれらのアルバムを聞いてみるのもいかがでしょうか。
(カラヤンは同じ曲を何回も録音する癖があるので、ゴールウェイを聞きたいときは録音年度が1969/9~1975/7に入っているかの確認が必要です。特にグリーグ、ビゼー要注意!)

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アマオケ奮戦記ー本番後の打ち上げ会場での苦労 [クラシック音楽(オーケストラ)]

アマチュアオーケストラでは大体演奏会終了後、演奏会場から近い所の居酒屋等で打ち上げをやる事が一般的です。
これが結構大変で、まず人数が比較的多くなるだけでなく、ドタキャンや緊急参加等プラスマイナスの管理が大変です。特にエキストラの方々には基本的に打ち上げ参加費を無料にするか割り引いたりするので最終的な勘定計算が結構大変です。
さらに、普通の人間の飲み会と違って楽器を持った集団なので、楽器の置き場で結構苦労し、その上演奏会で頂いた花束、差し入れの紙袋等、半端でない荷物が発生し、お店側も対応に必死でした。

先日都電に乗っていた時に思い出したのですが、この路線のすぐそばにある「サンパール荒川」というホールでよく演奏会をやった時のエピソードです。
このホールの周りにはほとんど飲食店がありません。打ち上げ会場は都電に乗って「町屋駅前」か「三ノ輪橋」に出るのが最短距離であり、仕方なく町屋駅前に場所を設定しました。
演奏会が終わって6~70人の集団が楽器、荷物を持って都電に乗るべく、最寄りの「荒川区役所前」に行きました。
2017都電07.jpg
この写真はその駅ですが、どう考えても上記の人間がこの駅のホームに収まるわけがなく、都電の車両自体も定員が1両あたり60名前後なので1回で全員が目的地まで行くことが出来ません。まして地域の皆さんも利用されており、乗降に相当時間がかかる等、既に乗車していたり途中で乗車しようとする地元のお客さんに多大な迷惑をおかけすることになってしまいました。(すみませんでした!)
演奏会の会場取りも大変ですが、こういったことも配慮する必要が出てくるとなおさら難しくなりますね。(この会場は何回か使った後、その後使わなくなりました、、、)
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オケでのゴールウェイ讃-姿勢の悪さで損!?(ベートーヴェンその2) [クラシック音楽(オーケストラ)]

以前の記事で「ゴールウェイの演奏の姿勢が悪いので『音はゴールウェイだが画像は姿勢の良いブラウ』」という事を紹介しました。
本日は、そのゴールウェイの姿勢の悪さが多少分かるシーンをビデオからキャプチャしてみました。

そもそもそういった扱いなので「ゴールウェイ自身の画像付き演奏シーン」を探すだけでも大変で、ベートーヴェンの交響曲第7番と第3番にやっと見つける事ができた次第です。(それでなくてもカラヤンのアップが全体の半分以上を占めているとも思われる映像なので、、、)
この二つの作品の映像、何と扇形の3つの大きな箱にオーケストラ楽員を入れて演奏させる、という画期的なシーンであり、ゴールウェイは7番で首席奏者、3番はアシスト奏者としての画像でした。(ソロの音は間違いなくどちらもゴールウェイ!)

両曲通じて「カラヤンの美学」を追求するのに重きを置かれ、演奏プレイヤーの顔は瞬間芸、秒殺、といった感じです。例えば管楽器のソロの部分もアップするのは楽器の部分で、奏者の顔はほとんど確認できません。
これはゴールウェイが首席奏者として座った7番の映像の一コマ。
ゴールウェイBPOビデオ01.jpg
こういった感じのショットが数秒単位で変わっていきます。ちょっと気になるのは両足が開きかげんで、お世辞にも上品な姿勢とは言えないポーズです。

唯一ゴールウェイのソロのアップが3番の4楽章で数秒出てきますが、恐らくベートーヴェンの全交響曲の映像の中でもこの部分しか無いと思われます。(ヒゲが見えているので間違いなくゴールウェイ)
ゴールウェイBPOビデオ02.jpg
実は3番では画像上首席奏者はブラウになっており、ゴールウェイはアシスタント奏者の位置付けで後ろに座っています。(しかしソロの音はまぎれもなくゴールウェイなのです。)
美学を追求するカラヤンがゴールウェイを映像の中で冷遇せざるを得ないショットがちょっとだけ見つかりました。
ゴールウェイBPOビデオ03.jpg
この写真のフルート席の前から2番目、一番手前がゴールウェイですが、他の4人が比較的フルートを横に揃えてしっかり座って吹いているのに対し、ゴールウェイはやや前のめりで斜めに楽器を構えている姿がお分かりと思います。ゴールウェイはそもそもが上背(うわずえ)がある方でなく、吹き方も背中を伸ばして構えるタイプでもないので、こういったシーンはよくありがちです。しかし美学を追求するカラヤンにとっては、こういった「一人だけ前傾姿勢」画像を採用する事に大きな抵抗を示したのではと推測され、姿勢の良い「ブラウ」が画像上はほとんど採用されている一方で録音だけはゴールウェイを採用するといった選択をしたのでしょう。(この画像だけは目をつぶったのか?)
もう少し姿勢が良ければ映像での登場率が多少上がったと思われますが、まあ本人は「そんなのどうでも良い」とでも思っているかもしれません。
他のベートーヴェンの交響曲の映像には、いくら探してもゴールウェイの姿はほとんど確認できませんでした。まあ、音だけでも残っていたのはありがたいと思えば十分でしょう。
タグ:カラヤン
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アマオケ奮戦記-演奏お手上げ!労多くして報われず!! [クラシック音楽(オーケストラ)]

今までの「アマオケ奮戦記」はどちらかというと運営や選曲等の裏方的な苦労談でした。
これからは本来の演奏面での奮戦をいくつかご紹介します。

小生はトータル20年以上同じ団に所属していましたが、その間様々な曲に出くわしました。その中でも正直「お手上げ」的な曲がいくつかあり、特に「降参」した曲が一つありました。
それは「デュカス」というフランスの作曲家が作った「魔法使いの弟子」です。僅か10分強の曲ですが、とにかく「指を速く回さなくてはいけない」場面が非常に多い曲でした。
この曲はディズニーの「ファンタジア」という映画ミッキーマウスが魔法使いになって出てくる曲として有名で、クラシックファンでなくても聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
魔法使いの弟子01.jpg

物語としては「魔法使いの弟子が主人のいない間に勝手に魔法を使い、自分の仕事の水くみをほうきにやらせたまでは良かったものの、魔法を戻す術を知らずいつまでもほうきが水を汲みまくったため部屋中が水浸しにになり、主人が帰ってきて怒られたうえ放り出される」といった喜劇ものです。
冒頭は静かにゆっくり始まるものの、主人が出かけてミッキーが魔法使いの帽子をかぶって見よう見まねで魔法をかけるところから譜面が徐々に険しくなっていきます。
とにかくメロディが各楽器に断片的に移っていくので、気持ちよくメロディーを演奏する、なんていう構図は無く、部屋が水浸しになるころはフルート他様々な楽器の譜面も音符の洪水になってしまっています。このスコアの付箋の部分以降が「お手上げ」部分であり、必死に音を拾って出そうとしてもあまりにも速過ぎて追いつかず、かといって聞いている人には「何か後ろの方でピコピコやっているな」程度しか認められそうもない部分なので、「ピコピコ」状態だけは何とか「そういう風に聞こえる」ような格好を付けて、譜面通りの正確な演奏はあきらめました。
魔法使いの弟子02.jpg
本来の会社業務では「労多くして報われず」という現象はいたる所で出てきましたが、会社のオフで好きな趣味の時にこういう事象が出てくるのも皮肉なものですね。
CD等で聞くと心地よく聞こえるこの曲も、ステージ上では必死の形相をしているメンバーがたくさんいる、と思って聞いていただけると幸いです。
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オケでのゴールウェイ讃-レコード会社企画の快挙! [クラシック音楽(オーケストラ)]

1970年代初頭、ドイツグラモフォン社は12人の交響曲作曲家の「交響曲全集」を企画しました。自社が持つ錚々たる指揮者、オーケストラによる企画で、既に録音済みの名演を織り交ぜて、歯抜けとなった番号の交響曲や古い録音しかない曲の刷新等1971年頃から2年ぐらいかけて新たな録音をしたのですが、当然ベルリンフィルの演奏ではゴールウェイ在籍時代なので彼の名演が様々な録音にちりばめられています。
特にカラヤンの「メンデルスゾーン」「シューマン」、ベームの「シューベルト」、クーベリックの「ドヴォルザーク」はゴールウェイの活躍が色々な曲で聞くことが出来ます。さらにはスポット的にアバドのブラームス2番、カムのシベリウス2番といったおまけ的録音もあり、「さすがグラモフォン社、よくぞやってくれた!」と絶賛してしまいました。
この写真は「シューマン」と「シベリウス」の当時のレコードに付いていた解説書ですが、豪華な箱に入った複数枚のレコードセットでした。
グラモフォン交響曲全集01.jpg
中でもゴールウェイの面目躍如的な演奏として、ベームの「シューベルト」初期交響曲(2、3番)とカラヤンの「シューマン」のおまけについていた「序曲、スケルツォと終曲」は一聴の価値があると思います。また、クーベリックの「新世界より」も伸びやかなゴールウェイの音色が響きわたっています。
今でもCDは入手可能なので是非聞いてみてはいかがでしょうか。

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オケでのゴールウェイ讃-ベルリンフィル唯一のソリスト協奏曲 [クラシック音楽(オーケストラ)]

 カラヤンは夏のバカンスにサンモリッツの別荘で過ごすことが多かったらしいですが、1970年頃からベルリンフィルのメンバーを集めここで録音をすることがありました。そんな中に彼のレパートリーとしても珍しいモーツァルトの管楽器の協奏曲集の録音がありました。当時はベルリンフィル木管楽器の黄金時代だったので恐らくレコード会社、カラヤン双方の意向が合致したのでしょう。
 木管楽器のソロプレーヤーは2人ずついたので、それぞれの楽器の協奏曲と組合せ協奏曲(フルートとハープ、木管楽器の協奏交響曲)の合計6曲をその8人プラスホルン、ハープ奏者をソリストとして録音しました。
モーツァルト管楽器協奏曲カラヤン.jpg
 ここでゴールウェイは「フルートとハープ」を録音していますが、もう一人のソロフルートのブラウよりも彼が上席なので本来普通の「フルート協奏曲」をあてがわれていたのかもしれないものの、恐らく自分の好みに合っていた「フルートとハープ」を希望したのではと思われます。
 ハープはベルリンフィルの団員なので正直ソリスト的なアピールに薄く、バックのオーケストラも明確なミスがあったりで全体の出来としては今一かもしれませんが、ゴールウェイがまだソリスト活躍する前の初々しさがあるので自分としては一番気に入っています。
 さらにマニアックな観点ですが、もう一つ気に入っているのはカデンツァです。カデンツァというのは協奏曲でつきものの「プレイヤーが自分の技術を誇示する部分」で、このゴールウェイのカデンツァが曲も演奏も素晴らしかったのです。
 そもそもカデンツァは作曲家自身が書かずに奏者に任せる場合もあり、ここではオーストリアのピレニーという作曲家が書いたカデンツァを採用しています。普通はライネッケというブラームスと同じ時代に生きた作曲家のカデンツァが一般的に良く演奏され、ゴールウェイもベルリンフィル退団後はライネッケの演奏が殆どで、このピレニー版はこの録音しか無いと思われます。その楽譜を探し当てたときは感激しました!
モーツァルトFLHPカデンツァ02.jpg
 後にも先にもベルリンフィル時代にそのベルリンフィルをバックにカラヤンのもとで協奏曲を録音したのはこの1曲だけでした。ギクシャクしてからは演奏会本番でも恐らく取り上げられてなかったと思われます。なので貴重な存在と言えます。
(今回はアマチュアフルーティストの立場で若干マニアックな内容になり、失礼しました。)
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アマオケ奮戦記-偶然の選曲で大入り満員! [クラシック音楽(オーケストラ)]

過去東京都が東京文化会館が中心となりアマチュアオーケストラ振興の一環で「アマチュアオーケストラフェスティバル」というイベントを年1回やっていました。特定のオーケストラがこの組織に入っており、小生が入っていたオーケストラもこの一員でした。
このフェスティバルの出演の「しばり」に「邦人作曲家の作品を取り上げる事」という条件がついており、毎回これには手を焼いていたのが実情でした。というのも「邦人作曲家」の作品は当時はややマイナーであったり現代音楽的な難しさがあったりで、それまでの演奏会も入場料無料にもかかわらず来場客も非常に少なかったのが通例でした。
ある時当団も「分かりやすい曲にしよう」という事で当時人気であった「宇宙戦艦ヤマト」のシンフォニックアレンジの1楽章を選曲、早速準備にとりかかりました。
さて「本番!」と言う事で当日リハーサルに赴くと、何と他のいくつかの楽団も似たような選曲で「ドラゴンクエスト」「ゴジラ」というやはり人気のあるキャラクターの音楽を持ってきていました!
アマオケフェスティバル01.jpg
アマオケフェスティバル02.jpg
本番ステージに乗ると何と東京文化会館5階まである客席は大入り満員!!
休日という事もあり、無料券に応募していつもはない倍率を勝ち抜いた家族連れ等で大賑わいでした。「ドラクエ」「ヤマト」「ゴジラ」というネームバリューのおかげです。
やはり「選曲」というのは「演奏会で最も大事なファクター」であることを思い知らされたイベントでした。
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オケでのゴールウェイ讃-数少ないロイヤルフィルの録音 [クラシック音楽(オーケストラ)]

ロンドン交響楽団を辞めベルリンフィルに入るまでの間2年間はロンドンのロイヤルフィルハーモニーの首席奏者としてゴールウェイは過ごしていました。しかしこの2年間の彼の活躍を残したものが余りにも少ないようです。たった1年でも録音や映像を残していたロンドン響に比べて倍の期間在籍していたにもかかわらず、なかなか現在でも見つける事ができない状況です。
多分ゴールウェイと思われる演奏の録音を小生のコレクションから一つ見つけました。
ゴールウェイRPOツァラ.jpg
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストゥラはこう語った」という交響詩で、クラシックをよくご存知ない方も「2001年宇宙の旅」のテーマ音楽や様々なドラマの感動のシーンに使われる音楽と言えばお分かりかもしれません。
ヘンリー・ルイスという正直超一流とは言えない指揮者がロイヤルフィルを振った録音ですが、フルートの音は間違いなくゴールウェイと思われました。このLPレコードに録音年月が書いてありませんが、中のライナーノートを見ると1968~9年頃にロイヤルフィルに客演した時の録音のような記載がしてあり、ゴールウェイの在籍期間(1967~9年)と合致するので、恐らく間違いないでしょう。全体の演奏は「可もなく不可もない」演奏ですが、時折聞こえるフルートが煌びやかに聞こえるのが感じられます。
ゴールウェイも自叙伝にベルリンフィルの次にロンドン響の記載が多くあるものの、ロイヤルフィルについては大変短い文章で、それもあまり良い評価ではない書き方をしています。どうもここでの「物足りなさ」がベルリンフィルのオーディションへの引き金となったのでしょうか。

何故このLPを持っていたのか?当時「2001年宇宙の旅」のテーマとなった全曲のレコードが欲しくなってレコード店に行ったのですが、名盤を買うにはちょっとお金が足らずやや安い物を見つけて我慢した覚えがあります。勿論当時はゴールウェイという名前すら知らない頃です。
それがゴールウェイと縁があったというのは、何か不思議な気がしており、レコード店で何となく引き付ける見えない力がこのレコードにあったのでしょうか、、、。
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